2008年1月 4日アーカイブ
Just as many garland strands, one could make from a mass of flowers, even so many good deeds should be done by one born a mortal.
摘み集められた花から多くの花輪が作られる如く、死ぬべき[運命として]生まれた人間は、多くの善を行うべきである。
摘み集められた花から多くの花輪が作られる如く、死ぬべき[運命として]生まれた人間は、多くの善を行うべきである。
As a flower that is lovely, beautiful, and scent-laden, even so fruitful is the well- spoken word for one who practises it.
色鮮やかにしてよい香りがする美しい花の如く、善く説かれた[仏陀の]言葉を自ら実践する人に利益がある。
色鮮やかにしてよい香りがする美しい花の如く、善く説かれた[仏陀の]言葉を自ら実践する人に利益がある。
As a flower that is lovely and beautiful, but is scentless, even so fruitless is the well- spoken word of one who does not practise it.
色鮮やかなれど香りがしない美しい花の如く、善く説かれた[仏陀の]言葉を実践しない人に結果は無い。
色鮮やかなれど香りがしない美しい花の如く、善く説かれた[仏陀の]言葉を実践しない人に結果は無い。
Do not seek others'faults, things left done and undone by others, but seek one's own deeds done and undone.
他人の誤り、他人の為したこと、為していないことを見つめてはならない。自己の為したこと、あるいは為していないことだけを観察すべきである。
他人の誤り、他人の為したこと、為していないことを見つめてはならない。自己の為したこと、あるいは為していないことだけを観察すべきである。
As a bee without harming the flower, its colour or scent, flies away, collecting only the honey, even so should the sage wander in the village.
ちょうど蜂が花の色と香を損なわず、蜜だけを[取って]飛び去るように、牟尼[=聖者]は、村においてかくの如く歩くべきである。
ちょうど蜂が花の色と香を損なわず、蜜だけを[取って]飛び去るように、牟尼[=聖者]は、村においてかくの如く歩くべきである。
The man who gathers flowers (of sensual pleasure), whose mind is distracted, and who is insatiate indesires, the Destroyer brings under his sway.
[奇麗な]花ばかりを摘み集めるように、[強い]執着心があり[五]欲において満足しない人に、死神は[思いのままに]権力を振る舞う。
[奇麗な]花ばかりを摘み集めるように、[強い]執着心があり[五]欲において満足しない人に、死神は[思いのままに]権力を振る舞う。
The man who gathers flowers (of sensual pleasure), whose mind is distracted, death carries off as a great flood sweeps away a sleeping village.
[奇麗な]花ばかりを摘み集めるように、[五欲に対する]執着心が[強い]人を、ちょうど大洪水が眠れる村を[押し流す]ように、死王は連れ去って行く。
[奇麗な]花ばかりを摘み集めるように、[五欲に対する]執着心が[強い]人を、ちょうど大洪水が眠れる村を[押し流す]ように、死王は連れ去って行く。
Knowing that this body is like foam, and comprehending its mirage-nature, one should cut out Mara's flowers, and may go beyond the sight of the King of Death.
この身体は、泡のようであると理解して、陽炎のような性質であるとよく悟る人は、悪魔の花[業・煩悩・異熟という三つの輪転]を断ち切り、死王が見ることができない[涅槃に]行くであろう。
この身体は、泡のようであると理解して、陽炎のような性質であるとよく悟る人は、悪魔の花[業・煩悩・異熟という三つの輪転]を断ち切り、死王が見ることができない[涅槃に]行くであろう。
A disciple in training (sekha), will comprehend this earth, and this noble realm of Yama human world together with devas, a disciple in training will investigate the well-taught Path of Virtue, even as an expert (garland-maker) will pick flowers.
[教えを学び実践する]有学の人こそ、[五蘊という]この大地を、[四悪趣という]死者の世界を、神々と共なる[人間の]世界を考察できる。有学の人こそ、ちょうど[庭師が]花を巧みに摘む如く、よく説かれた『ダンマパダ(=真理の言葉)』を[理解できる。]
[教えを学び実践する]有学の人こそ、[五蘊という]この大地を、[四悪趣という]死者の世界を、神々と共なる[人間の]世界を考察できる。有学の人こそ、ちょうど[庭師が]花を巧みに摘む如く、よく説かれた『ダンマパダ(=真理の言葉)』を[理解できる。]
Who will comprehend this earth(self), and this realm of Yama, and this world together with the devas? Who will investigate the well-taught Path of Virtue, even as an expert (garland-maker) will pick flowers?
誰が[五蘊という]この大地を、[四悪趣という]死者の世界を、この神々と共なる[人間の]世界を考察できるだろうか? ちょうど[庭師が]花を巧みに摘む如く、誰がよく説かれた『ダンマパダ(=真理の言葉)』を[理解できるだろうか?]
誰が[五蘊という]この大地を、[四悪趣という]死者の世界を、この神々と共なる[人間の]世界を考察できるだろうか? ちょうど[庭師が]花を巧みに摘む如く、誰がよく説かれた『ダンマパダ(=真理の言葉)』を[理解できるだろうか?]
- 布施: 自分の食べ物や財物を施す財施と法を説く法施がある。施所成福業事とも言う。
- 戒: 戒律を守り、身業・語業に関する不善が生じないように注意すること。戒所成とも言う。
- 修習: 止・観の修習。修所成とも言う。
- 恭敬: 尊敬に値する人を尊敬する。尊重倶行とも言う。
- 作務: 他人の善い用事を手伝うこと。奉仕倶行とも言う。
- 所得の施: 自分の得た功徳を他人に施す。
- 所得の随喜: 他人の善行を見て共に喜ぶこと、他人から施された功徳を喜んで受け取ること。
- 聞法: 法を聞く。聞所成とも言う。
- 説法: 法を説く。教示所成とも言う。
- 見直業: 智慧によって見解を真っすぐ正しくする。善悪業の報果が自分にあると考える智慧や業報を信じる智慧が生じれば見直業である。
A mother or father or any other close relative cannot make him happy. A well directed mind could make him much happier.
母も父も、その他の親類たちも、その人を[幸福に]することはできない。正しく[善に]置かれた心だけが、その人をより以上に優れた[幸福に]する。
母も父も、その他の親類たちも、その人を[幸福に]することはできない。正しく[善に]置かれた心だけが、その人をより以上に優れた[幸福に]する。
Whatever (harm) an enemy would do to an enemy, and a ruber would do to the ruber, an ill-directed mind can do to far greater(harm).
敵が[他の]敵になす行為、あるいは怨ある人が[他の]怨ある人になす行為よりも、邪悪におかれた心こそ、その人をより以上に悪くする。
敵が[他の]敵になす行為、あるいは怨ある人が[他の]怨ある人になす行為よりも、邪悪におかれた心こそ、その人をより以上に悪くする。
Sadly before long, alas! this body will lie on the earth, cast away, devoid of consciousness, just as a useless wooden log.
実に遠からずこの身は大地の上に横になる。[やがて]捨てられ意識が離れる、ちょうど使いみちのない木片のように。
実に遠からずこの身は大地の上に横になる。[やがて]捨てられ意識が離れる、ちょうど使いみちのない木片のように。
Realizing that this body is (as fragile) as a jar, securing this mind (as firm) as a (fortified) city. He should attack Mara with the weapon of wisdom. He should guard his conquest and be without attachment.
ちょうど水瓶のように、この身は[壊れやすいものである]と知り、城のように、この心を[たとえに]置きて、智慧を武器として[煩悩という]悪魔と戦え! 打ち勝った[勝利を]守護せよ! 執着がないようにせよ!
ちょうど水瓶のように、この身は[壊れやすいものである]と知り、城のように、この心を[たとえに]置きて、智慧を武器として[煩悩という]悪魔と戦え! 打ち勝った[勝利を]守護せよ! 執着がないようにせよ!
He whose mind is not steadfast, he who is not affected (by anger), he who has transcended both good and evil- for such a vigilant one there is no fear.
煩悩に流されることなく、[怒りに]心が混乱することもなく、善と悪を捨断した眠らぬ人[=阿羅漢]には、恐怖はない。
煩悩に流されることなく、[怒りに]心が混乱することもなく、善と悪を捨断した眠らぬ人[=阿羅漢]には、恐怖はない。
He whose mind is not steadfast, he who does not know the true doctrine, he whose confidence waves- the wisdom of such a one will never be perfect.
心が確立せず、正法に無知であり、信仰が不安定な人の[悟りの]智慧は、完全とはならない。
心が確立せず、正法に無知であり、信仰が不安定な人の[悟りの]智慧は、完全とはならない。
The mind is faring far, wandering alone, bodiless, lying in a cave, (chamber of the heart). Those who subdue it are freed from the bond of Mara.
[心は]遠くに行き、独りでさすらう、身体ではなく[心臓という]洞窟の中にあるその心を制御する人は、悪魔の束縛から解脱する。
[心は]遠くに行き、独りでさすらう、身体ではなく[心臓という]洞窟の中にあるその心を制御する人は、悪魔の束縛から解脱する。
The mind is very hard to perceive, extremely subtle, settles wherever it likes. Let the wise person guard it; a guarded mind is conducive to happiness.
はなはだ見極め難く、繊細にして欲するところに降りて行くこの心を、賢者は守るべきである。守られた心こそ、安楽をもたらす。
はなはだ見極め難く、繊細にして欲するところに降りて行くこの心を、賢者は守るべきである。守られた心こそ、安楽をもたらす。
瞑想に興味を持ってからまだまだ日も浅く
実践もたいしてできていない私ですが、
どうしてもかゆみを克服することが難しい。
かゆければかくのは反射だと思っていました。
が、かゆいとき、反射のようにかいてしまうのは、
気に食わないことがあればスグに怒ってしまうという
そういった怒りの感情なんだろうな、
そんなことを実感し始めたところです。
最近いたるところで私がピンとくる言葉は「忍耐」。
日常生活中であろうと
何事にもスグに反応するのではなく、
サティを入れ、
反応を抑止していく方向に改善していくしかない。
実践もたいしてできていない私ですが、
どうしてもかゆみを克服することが難しい。
かゆければかくのは反射だと思っていました。
が、かゆいとき、反射のようにかいてしまうのは、
気に食わないことがあればスグに怒ってしまうという
そういった怒りの感情なんだろうな、
そんなことを実感し始めたところです。
最近いたるところで私がピンとくる言葉は「忍耐」。
日常生活中であろうと
何事にもスグに反応するのではなく、
サティを入れ、
反応を抑止していく方向に改善していくしかない。