2008年1月 3日アーカイブ
今日はダンマパダをブログに転記しつつ、
「こんなこと(転記)しているよりも、瞑想に時間を費やすべきなんだよな。」
といった妄想をしながらの作業となってしまいました。
転記することに集中するだけでも、それはそれで瞑想になるはずだというのに。
帰宅してから家の中で、歩き瞑想をしました。
もっと瞑想に時間を割くようにしないと!
「こんなこと(転記)しているよりも、瞑想に時間を費やすべきなんだよな。」
といった妄想をしながらの作業となってしまいました。
転記することに集中するだけでも、それはそれで瞑想になるはずだというのに。
帰宅してから家の中で、歩き瞑想をしました。
もっと瞑想に時間を割くようにしないと!
This mind is hard to check, swift, settles wherever it likes: to control it is good. A controlled mind is conducive to happiness.
抑え難く、迅速で、欲するところに飛んで行くその心を調御することは、素晴らしいことである。よく調御された心は、幸福をもたらす。
抑え難く、迅速で、欲するところに飛んで行くその心を調御することは、素晴らしいことである。よく調御された心は、幸福をもたらす。
Like a fish that is drawn from its watery home and thrown upon land, even so does this mind flutter. Therefore the realm of the passions should be shunned.
ちょうど水中の住処から引き出され、陸に投げ上げられた魚のような、[煩悩という]悪魔の領域から[離れられない]跳ね回るこの心を、捨てるべきである。
ちょうど水中の住処から引き出され、陸に投げ上げられた魚のような、[煩悩という]悪魔の領域から[離れられない]跳ね回るこの心を、捨てるべきである。
The flickering, fickle mind, difficult to guard, difficult to control - the wise person straightens it as a fletcher straightens an allow.
弓作り師が矢を[まっすぐ直す]ように、賢者は、[所縁に対して]動揺して軽躁する、守り難く自制し難い心を正しくする。
弓作り師が矢を[まっすぐ直す]ように、賢者は、[所縁に対して]動揺して軽躁する、守り難く自制し難い心を正しくする。
The Bhikkhu who delights in heedfulness, and looks with fear on heedlessness, is not liable to fall. He is near to the Nibbana.
不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、[途中で]退失することは不可能であり、実に涅槃に近づく。
不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、[途中で]退失することは不可能であり、実に涅槃に近づく。
The Bhikkhu who delights in heedfulness, and looks with fear on heedlessness, advances like fire, burning all fetters great and small.
不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、火が[すべてのものを]焼き尽くすように、微小粗大[すべての]結縛を焼き捨て[涅槃]に行く。
不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、火が[すべてのものを]焼き尽くすように、微小粗大[すべての]結縛を焼き捨て[涅槃]に行く。
By earnestness Maghava rose to the lordship of the gods. Earnestness is always praised; negligence is always despised.
マガ青年は、不放逸によって神々の最上位に達した。[賢者たちは]不放逸を賞賛して、放逸を常に非難する。
マガ青年は、不放逸によって神々の最上位に達した。[賢者たちは]不放逸を賞賛して、放逸を常に非難する。
Heedful among the heedless, wide awake among the slumbering, the wise man advances as does a swift horse, leaving a weak horse behind.
駿馬が[足の]弱い馬を追い越すように、放逸な人々の中で不放逸であり、眠りに耽る人々の中で多く目覚める賢者は、[解脱に向かって]駆ける。
駿馬が[足の]弱い馬を追い越すように、放逸な人々の中で不放逸であり、眠りに耽る人々の中で多く目覚める賢者は、[解脱に向かって]駆ける。
When an understanding one discards heedlessness by heedfulness, he, free from sorrow, ascends to the palace of wisdom and surveys the sorrowing folk. as a man on a top of mountain the wise surveys the groundlings.
賢者は不放逸によって放逸を除く時、智慧の高楼に登り、憂いに沈んだ人々を憂いなく[見る]。山頂に立つ人が地上に立つ[人々を見る]ように、賢者は愚者ほ見る。
賢者は不放逸によって放逸を除く時、智慧の高楼に登り、憂いに沈んだ人々を憂いなく[見る]。山頂に立つ人が地上に立つ[人々を見る]ように、賢者は愚者ほ見る。
Do not indulge in heedless; have no intimacy with sensuous delight. Truely, the earnest, meditative person obtains abundant bliss.
放逸に耽るな! 欲楽に親しむな! 実に禅定者たちは、不放逸によって大いなる安楽[=涅槃]を得る。
放逸に耽るな! 欲楽に親しむな! 実に禅定者たちは、不放逸によって大いなる安楽[=涅槃]を得る。
The ignorant, foolish folk indulge in heedlessness; the wise man guards earnestness as the greatest treasure.
智慧のない愚かな人たちは、放逸に耽り、[智慧のある]賢者は、不放逸を最上の財産のように守る。
智慧のない愚かな人たちは、放逸に耽り、[智慧のある]賢者は、不放逸を最上の財産のように守る。
By sustained, effort, earnestness, discipline, and self-control let the wise man make for himself an island, which no flood overwhelms.
努力・不放逸・自制・調御[の四つに]よって賢者は、暴流に押し流されない[阿羅漢果の]島を作ることができる。
努力・不放逸・自制・調御[の四つに]よって賢者は、暴流に押し流されない[阿羅漢果の]島を作ることができる。
The glory steadily increases of him who is energetic, mindful, pure in deed, considerate, self-controlled, right-living, and heedful.
奮励努力して、よく気をつけて、行ないが清く、よく考えて行動し、[身・口・意を]自制して、法に従って生き、不放逸な生活をする人の誉れ、いよいよ上がる。
奮励努力して、よく気をつけて、行ないが清く、よく考えて行動し、[身・口・意を]自制して、法に従って生き、不放逸な生活をする人の誉れ、いよいよ上がる。
The wise constantly meditative, the ever steadfastly ones realize the bond-free, supreme Nibbana.
堅固な心をもつ禅定者たちは、[止・観の瞑想に]常に励み、たえず努力して、[四つの]軛から離れた無常の涅槃に触れる。
堅固な心をもつ禅定者たちは、[止・観の瞑想に]常に励み、たえず努力して、[四つの]軛から離れた無常の涅槃に触れる。
Knowing this as the difference, the wise (intent) on heedfulness rejoice in heedfulness, delighting in the realm if the sared.
不放逸な賢者たちは、この違いをはっきり理解して、不放逸を喜び、聖者の境地を楽しむ。
不放逸な賢者たちは、この違いをはっきり理解して、不放逸を喜び、聖者の境地を楽しむ。
Heedfulness is the path to deathless. Heedlessness is the path to death. The heedful do not die. The heedless are just like died.
不放逸こそ、不死の原因なり。放逸は死の原因なり。[止・観の修習に]不放逸に人は、死ぬことはない。放逸な人は[生きているが]死者の如くなり。
不放逸こそ、不死の原因なり。放逸は死の原因なり。[止・観の修習に]不放逸に人は、死ぬことはない。放逸な人は[生きているが]死者の如くなり。
Though little he recites the Sacred Text(Tipitaka), but acts in accordance with the teaching, forsaking lust, hatred and ignorance, truly knowing, with mind well freed, clinging to naught here and hereafter, he does attain the bliss of monkhood.
例えわずかしか[三蔵を]説かなくても、法に従った[生活を]おこない、貪欲と瞋恚と痴を捨て、正しい智慧があり、[煩悩から]心がよく解脱して、この世にもあの世にも執着しない人こそ、沙門の[果報]が配分される。
例えわずかしか[三蔵を]説かなくても、法に従った[生活を]おこない、貪欲と瞋恚と痴を捨て、正しい智慧があり、[煩悩から]心がよく解脱して、この世にもあの世にも執着しない人こそ、沙門の[果報]が配分される。
Though much he recites the Sacred Texts(Tipitaka), but act not accordingly, that heedless man is like a cowherd who counts others' cattles. The bliss of monkhood he does not reap.
例え多くの[三蔵を]説いても、これを実行せず、放逸な人は、他人の牛を数える牧牛者のように、沙門の[果報]は配分されない。
例え多くの[三蔵を]説いても、これを実行せず、放逸な人は、他人の牛を数える牧牛者のように、沙門の[果報]は配分されない。
1月1日からはじめたダンマパダの記録は、
私がパーリ語から直訳しているわけではございません。
著作権とかの問題も発生する可能性もございますため、
ちゃんと説明をしておきます。
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版をテキストとして、
学んだところを写していっているだけです。
すべてを写してしまっては、
それこそ著作権の問題にもなりますので、
しておりません。
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版は、
それぞれの句に対して、
さらに付録も充実しております。
はじめてダンマパダを学ばれる方の場合は、
スマナサーラ長老による 原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話、原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟
学術的志向の方は、
中村元さんによる ブッダの真理のことば感興のことば
この趣の違うお二方の書籍の中間に位置し、
さらに情報を追加し非常に充実しているのが、
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版。
ダンマパダを深く理解されたい日本人にとっては必携の書ではないかと。
詳細につきましては
こちらのページの下のほうに載っています。
私も「ウイラ」に注文し、送っていただきました。
このような素晴らしい書籍を出していただいた、
北嶋泰観さんとウ・ヴィッジャーナンダ大長老に感謝いたします。
私がパーリ語から直訳しているわけではございません。
著作権とかの問題も発生する可能性もございますため、
ちゃんと説明をしておきます。
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版をテキストとして、
学んだところを写していっているだけです。
すべてを写してしまっては、
それこそ著作権の問題にもなりますので、
しておりません。
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版は、
それぞれの句に対して、
- 日本語訳
- パーリ語の原文
- 英訳
- 因縁物語
- 語句の注釈
さらに付録も充実しております。
はじめてダンマパダを学ばれる方の場合は、
スマナサーラ長老による 原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話、原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟
あたりがよろしいかと思いますし、・楽天ブックス
・アマゾン
学術的志向の方は、
中村元さんによる ブッダの真理のことば感興のことば
あたりを読まれるのが通例かと思いますが、・楽天ブックス
・アマゾン
この趣の違うお二方の書籍の中間に位置し、
さらに情報を追加し非常に充実しているのが、
パーリ語仏典『ダンマパダ』アップグレード版。
ダンマパダを深く理解されたい日本人にとっては必携の書ではないかと。
詳細につきましては
こちらのページの下のほうに載っています。
私も「ウイラ」に注文し、送っていただきました。
このような素晴らしい書籍を出していただいた、
北嶋泰観さんとウ・ヴィッジャーナンダ大長老に感謝いたします。
Here he is happy, hereafter he is happy. In both states the well-doer is happy. "Good have I done" (thinking thus), he is happy. Furthermore, is he happy, having gone to a blissful state.
善いことをした人は、この世で喜び、あの世で喜び、二つの世で喜ぶ。私は善いことをしたと喜び、善趣に進み、ますます喜ぶ。
善いことをした人は、この世で喜び、あの世で喜び、二つの世で喜ぶ。私は善いことをしたと喜び、善趣に進み、ますます喜ぶ。
Here he suffers, hereafter he suffers. In both states the evil-doer suffers. "Evil have I done" (thinking thus), he suffers. Furthermore, he suffers, having gone to a woeful state.
悪いことをする人は、この世で苦しみ、あの世で苦しみ、二つの世において苦しむ。自分は悪いことをしたと苦しみ、悪趣の渕に落ち込み、さらに多く苦しむ。
悪いことをする人は、この世で苦しみ、あの世で苦しみ、二つの世において苦しむ。自分は悪いことをしたと苦しみ、悪趣の渕に落ち込み、さらに多く苦しむ。
Here he rejoices, hereafter he rejoices. In both states the well-doer rejoices. He rejoices, exceedingly rejoices, perceiving the purity of his own deeds.
善いことをする人は、この世で喜び、あの世で喜び、二つの世において喜ぶ。自分の清らかな行為を見てその人は喜び、かつ満足する。
善いことをする人は、この世で喜び、あの世で喜び、二つの世において喜ぶ。自分の清らかな行為を見てその人は喜び、かつ満足する。
Here he grieves, hereafter he grieves. In both states the evil-doer grieves. He grieves, he is afflicted, perceiving the impurity of his own deeds.
悪いことをする人は、この世で悲しみ、あの世で悲しみ、二つの世で悲しむ。自分の汚れた行為を見てその人は悲しみ、かつ苦しむ。
悪いことをする人は、この世で悲しみ、あの世で悲しみ、二つの世で悲しむ。自分の汚れた行為を見てその人は悲しみ、かつ苦しむ。
水戸に住んでいた頃、大晦日の夜から元旦の朝にかけては暴走族がうるさい夜でした。
今住んでいる所では、元旦の夜は別のことでうるさくて初夢どころではありませんでした。
ちょうど元旦から近所の猫が発情期に突入してしまったのです。
今もニャーニャー言っています。
「音、音、」という具合にサティを入れ、解釈しないで済ませたいのですが、
こんなことをブログに書くような状況に陥っております。
無念。
今住んでいる所では、元旦の夜は別のことでうるさくて初夢どころではありませんでした。
ちょうど元旦から近所の猫が発情期に突入してしまったのです。
今もニャーニャー言っています。
「音、音、」という具合にサティを入れ、解釈しないで済ませたいのですが、
こんなことをブログに書くような状況に陥っております。
無念。