カレンダー

« 2008年8月12345678910111213141516171819202122232425262728293031

中村天風とDr.ヒルルク

| | コメント(0) | トラックバック(2)
先週、東京に向かった際、友永ヨーガ学院にも立ち寄りました。
向かう前に場所とか、ちょっとしたバックグラウンドを知ろうと、ホームページを見ていたら、
こんなのを見つけてピンときました。

tenpuu.JPG









中村天風というと、以前、私が東京に住んでいたとき、
矢野弾先生の下で帝王学を学んでいたのですが、
安岡正篤とともに、日本で会社経営をしようと思う人がよく読んだりする偉人の方。

私の印象では、どうしてもワンピースに出てくる Dr.ヒルルク と中村天風が重なってしまうのですが。
Dr.ヒルルクとは、不治の病を患う元大泥棒のヤブ医者。そして、チョッパーの育ての親。
医術のスキルはまったく無いが、心がとんでもなく広い。

中村天風との共通点は、

  • もともと悪党で、
  • 大病を患い、
  • その治療のために旅をするが手立てが見付からず
  • とあるきっかけで奇跡の復活をし、
  • その後、その生き方に影響を受ける人間がより大きなことをしていく。
といったところ。

中村天風の大病からの復活はカリアッパ師と出会い、ヨーガの実践をしたことによりますが、
Dr.ヒルルクの場合は、キレイな桜を見て感動して、不治の病が治まった。

どちらにしても、自然の法(ダンマ)を覚ったことによる復活のパターン。



私自身も大病を患いつつ、
復活するということを今回の人生でも何度か繰り返しているので、
親近感を感じるんですよね。


で、この本を調達し、
ちょうど昨日、読み終えたところです。

尿管結石でとんでもない痛みを経験した私ですが、
身体と心を完全に分離できるようになりたいなぁと思いました。




ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み
大井 満
春秋社 (1988/07)
売り上げランキング: 15525
おすすめ度の平均: 4.5
5 感動!感動!とっても感動しました。
5 地の声・天の声
5 ヨーガとは自分を正しく知り平安を得る道

このブログ記事と同じカテゴリのブログ記事

トラックバック(2)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 中村天風とDr.ヒルルク

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://old.tominagamichiya.com/mt/mt-tb.cgi/203

» 心機を転ず(ブッダの教えとネットと瞑想 ‐ 富永道也のブログ)~のトラックバック

以前、「ヨーガに生きる」という本を読んだことを書きました。今日は、その続きの「心... 続きを読む

» ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み(義勇:日々多読)~のトラックバック

読み物としてもおもしろいな、と言う印象ですね。気づいたら、かなりの時間が過ぎていて、主役の人と一緒に旅をして帰ってきたような感じを受けました。中村天風の本... 続きを読む

コメントする

このブログ記事について

このページは、tominagaが2008年1月18日 00:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「第145偈」です。

次のブログ記事は「第146偈」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


MovableType(MT)テンプレート 無料(フリー)
Powered by Movable Type 4.01