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もう殺さない

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もう殺さない-ブッダとテロリスト

この本、先を越されました…。
私、訳そうかと動き始めたところだったのです…。

The Buddha And the Terrorist

この本がオリジナルです。
もともとのオリジナルはブッダの教えですけどね。

ブッダの話に興味がある人は、どこかで聞いたことがあるかと思います。
殺人鬼アングリマーラの話を。

でも、「殺人鬼のアングリマーラでさえ、ブッダに出会ったら僧になって悟りを目指した」くらいの認識かと。
当初、私は、angry Mara(怒る悪魔)なのかと思ってましたけど、本当は「指の首飾り」って意味ですね。
それはさておき、なんでまたアングリマーラが殺人鬼になってしまったのか、そういった背景を「もう殺さない」では知ることができます。
ちょうど、映画「スターウォーズ」でアナキンがダースペーダーになってしまったみたいに、アングリマーラにはアングリマーラなりの避けられない境遇があったのです。


ガンダム系のアニメにおいても、「平和な世の中にするために、奴等を倒すんだ!!」みたいな話になってたりしますし、最近の00なんかだと、「武力による紛争根絶」とか、すごいことになっちゃってますけど、歌に逃げるでもなく、両者の壁(正義)を越えるというか、そういう方法を2500年くらい前の作品(ブッダの教え)では描かれていたわけで。

こういったアングリマーラのエピソードを今風にしたアニメでも出てくるといいんですけどね…。
そういった、根底に「善」がある加上であるならば、原作に出てこないオリジナルキャラを使ったとしても、大乗非仏だとか、そんなふうには私は思わないけど…。
というか、最近の私は、ブッダのファン(同人)による二次創作→大乗 みたいに捉えるようになりました。

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このページは、tominagaが2008年6月 7日 18:56に書いたブログ記事です。

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