スマナサーラ長老の引力
なんでまたスマナサーラ長老に魅力を感じ、
テーラワーダを学んだりヴィパッサナーを実践しようと思ったのか、
そのあたりを整理してみたい。
まず私は「怒り」の傾向が非常に強いからです。
理屈では怒らないことが大事であることはわかるけれど、
何かと怒りを正当化してしまう私。
そんな私は書籍「怒らないこと」に出会い、
「怒り」自体がさらに細かく分類できること等を知り、
その怒りを理屈ではなく、
「慈悲の瞑想」とヴィパッサナーの実践により、
生じなくしてしまおうという、
そのアプローチが私にとって
非常に求めていたことだったのです。
さらに、スマナサーラ長老の複数の書籍を読んで行くと、
「日本仏教は仏教(ブッダの教え)ではありません!」
とか
「仏教は宗教ではありません!」
といったことが書かれており、
これは富永仲基が言っていた「大乗非仏説」と同様のことであることに気付きました。
日本文化に興味を持ち、
しばしの間、京都に住んでいた私にとっても、
建物(ハードウェア)としての寺社仏閣の凄さはよくわかりましたが
そのソフトウェアというかコンテンツ(中身)に疑問を持ち、
「いったい何が大切な伝統なのだろう」
と思うようになり、
結局、インターネットの無い時代に、
伝言ゲームで、
途中に中国を経由したりして伝わった内容なので、
それらが京都に到着した時点で、
かなり違う話になってしまったり、
善意によって日本風土にカスタマイズ(ローカライズ)したこと等により
本質からかけ離れてしまったんだと思うのです。
それは避けられなかったというか。
だけど、
このインターネットのある時代に、
リアルな活動として、本来のブッダの教えと実践方法を
日本語でわかりやすく教えてくださるスマナサーラ長老の存在は
非常にありがたいです。
学校の歴史の時間では、
聖徳太子が仏教を日本に広めたとして習いましたが、
そうではなくて、
やっと最近になって本当の仏教伝来が実現されてきたわけです。
「利他」的な発想・実践は非常に大事ですけれど、
まずは、自分自身が整わないことには、他者を助けるようなことは無茶な話。
ワンピースの何で、Dr.くれは が チョッパーにこんなことを言うシーンがありました。
テーラワーダは、この発想に近いように思うんです。
テーラワーダを学んだりヴィパッサナーを実践しようと思ったのか、
そのあたりを整理してみたい。
まず私は「怒り」の傾向が非常に強いからです。
理屈では怒らないことが大事であることはわかるけれど、
何かと怒りを正当化してしまう私。
そんな私は書籍「怒らないこと」に出会い、
「怒り」自体がさらに細かく分類できること等を知り、
その怒りを理屈ではなく、
「慈悲の瞑想」とヴィパッサナーの実践により、
生じなくしてしまおうという、
そのアプローチが私にとって
非常に求めていたことだったのです。
さらに、スマナサーラ長老の複数の書籍を読んで行くと、
「日本仏教は仏教(ブッダの教え)ではありません!」
とか
「仏教は宗教ではありません!」
といったことが書かれており、
これは富永仲基が言っていた「大乗非仏説」と同様のことであることに気付きました。
日本文化に興味を持ち、
しばしの間、京都に住んでいた私にとっても、
建物(ハードウェア)としての寺社仏閣の凄さはよくわかりましたが
そのソフトウェアというかコンテンツ(中身)に疑問を持ち、
「いったい何が大切な伝統なのだろう」
と思うようになり、
結局、インターネットの無い時代に、
伝言ゲームで、
途中に中国を経由したりして伝わった内容なので、
それらが京都に到着した時点で、
かなり違う話になってしまったり、
善意によって日本風土にカスタマイズ(ローカライズ)したこと等により
本質からかけ離れてしまったんだと思うのです。
それは避けられなかったというか。
だけど、
このインターネットのある時代に、
リアルな活動として、本来のブッダの教えと実践方法を
日本語でわかりやすく教えてくださるスマナサーラ長老の存在は
非常にありがたいです。
学校の歴史の時間では、
聖徳太子が仏教を日本に広めたとして習いましたが、
そうではなくて、
やっと最近になって本当の仏教伝来が実現されてきたわけです。
「利他」的な発想・実践は非常に大事ですけれど、
まずは、自分自身が整わないことには、他者を助けるようなことは無茶な話。
ワンピースの何で、Dr.くれは が チョッパーにこんなことを言うシーンがありました。
「いいかい!優しいだけじゃ人は救えないんだ!!人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!!腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!!」私はこの言葉に非常に共感しました。
テーラワーダは、この発想に近いように思うんです。
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