八つの智慧と十五行の実践
[八明]
[十五行]
- 観智: 各色が無常・苦・無我であると観ることができる智慧。
- 意所成神変智: 自分の思いどおりにできる智慧。
- 神変智: 空を飛び、地下に潜り、いろいろなものに化身できる智慧。
- 天耳智: 天人の耳のように、遠くの声や小さい声も聞くことができる智慧。
- 他心智: 他人の心が読むことができる智慧。
- 宿住智: 自己及び他人の過去世を知ることができる智慧。
- 天眼智: 天人の眼のように肉眼で見えない遠い所微小なものを見ることができる智慧。
- 漏尽智: 一切の煩悩を滅し尽くすことができる智慧。
[十五行]
- 戒律儀: 戒律を守ること。
- 六根儀: 貪欲や怒りの煩悩が生じないように眼・耳・鼻・舌・身・意の六根を守る。
- 於食知量: 食事において適量を知る。
- 活気: 不眠の努力。
- 信仰: 仏法僧の三宝と正しい真理の教えを信じる。
- 慚: 悪事をすることを内心に恥じる。
- 愧: 悪事をすることを外部に恐れる。
- 博識: 知識が多くの分野におよぶ。
- 精進: 悟りを得るという目的に向かって正しく努力すると同時に、悪を取り除く努力もする。
- 念: 正しい真理の教え(無常・苦・無我など)を念じて忘れない。
- 智慧: 正しい真理が観えること。
- 初禅: 五欲を離れ、不善の法を離れ、尋があり、伺があり、離から生じた喜と楽とがある初禅を具足して住す。
- 第二禅: 尋と伺とが静止して、内心が浄まり、精神が統一し、尋のない、伺のない、定から生じた喜と楽とがある第二禅を具足して住す。
- 第三禅: 喜を離れて、捨があり、念があり、正知があって住し、身の楽を感受する聖者たちが、彼を『捨があり、念があって楽に住す人』と説く第三禅を具足して住す。
- 第四禅: 楽を離れ、苦を離れるがゆえに、喜と憂とが、すでに滅したために、苦楽がなく、捨によって念が清浄となった第四禅を具足して住す。
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