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恐ろしい思考

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ある若者が来て、大学に行っていないと言う。部屋で何をやっているのかと聞くと、ただインターネットを見たりずっと寝たりしていると言うんです。私はその若者を見て、「あなたは極端なわがままですよ。その意味がわかりますか」と聞くと、わからないと言う。「一人がちょっとしたことをやっても、これは全地球の全生命に関わりがあるんです。好き勝手に何か一人でできるわけではない。あなたは勉強しないでこの大事な短い時間をぐうぐうと寝ている。時間を大事に使っていない。それであなたのせいで全生命に迷惑をかけますよ。これはわがままです。だから、あなたは面白くないとと言っている場合ではない。親がお金を出してくれるのだから、あなたは勉強をはなくてはいけない」と。そこで、あなたは誰に迷惑をかけていると思うかと聞くと、やはり親が悩むでしょうと言う。「冗談じゃない。親は悩みませんよ。あなたが勉強していい仕事を見つけても、親はあなたからお金をもらって生活したいと思っていない。親はどうでもいいんです。あなたは世界に対して失礼なことをやっています。人類に対して失礼なことをしている。これはものすごい気持ちの悪いわがままです。俺一人でなんでもできるとは恐ろしい思考です」と怒鳴ったんです。ちょっと強烈すぎて、わかってもらえなかったようですが。

p.149

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迷いと確信―大乗仏教からテーラワーダ仏教へ

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このページは、tominagaが2007年12月30日 21:11に書いたブログ記事です。

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